栄養と健康における先進的な取り組み
抗生物質を投与しない飼育
私達の社会では、家畜の飼育における抗生物質の使用について、ますます関心が高まっております。既存の抗生物質の使用が限定され、より高価な抗生物質を使用するようになってきております。メープルリーフフーズ社は、ハイレベルなアニマルケアを施しながら、可能な限り抗生物質の投与を最小限にする、もしくは投与しない飼育を行っております。弊社はカナダおよび米国において、当社ブランド製品、プライベートラベル製品、ならびにフードサービスの製品全般で、抗生物質を投与せずに飼育された豚肉製品のリーダーとなっております。弊社は、独自に養豚事業の改革に取り組み、豚肉・家禽肉の契約農家との協力関係を通じて、高まる需要に対応しております。
食品安全性
従業員に安全な労働環境を提供し、消費者の皆様に安全かつおいしい食品を提供することを目標としております。
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- 食品安全性や労働安全性に焦点を当て、グローバルリーダーとして取り組んでおります。
- 安全意識をもって行動するよう奨励し、従業員とともに食品安全性と職場安全性の高い文化を確立しております。
- 安全性に関する成績を、グローバル規格に照らしてベンチマークの評価をしております。
- 従業員および消費者の安全性を第一とし、責任を持ち透明性の高い事業を行っております。
グローバルな食品安全規格
弊社全体で『グローバル食品安全イニシアティブ』(GFSI)の規格を遵守します。弊社のすべての施設では、GFSIにより認証されている『英国小売協会(BRC)グローバル食品安全規格』に従い、年に一回社内の食品安全性監査部門および第三者による監査が行われます。弊社の食肉・加工食品施設は、すべてこれらの規格を遵守しております。
弊社は、製品および製造環境の安全性のテストの実施を通じて、食品安全性の規格管理を徹底しております。2015年には、弊社では食品加工施設において、病原体を含む細菌の検出テストを225,000回以上行いました。
現状では、弊社は60社ほどの製造協力メーカーと契約しており、そのすべてがGFSI規格の認定を受けております。これらの製造協力メーカーとは、弊社の要求する安全性および品質規格に対し、書面による契約を行っております。
2015年には、弊社はすべての原材料納入業者に対し、2017年末までに食品安全の規格であるGFSIの要件を満たすよう、告知を行いました。
弊社は『GFSI技術作業グループ』や『GFSI北米ローカルグループ諮問委員会』および『BRC諮問委員会』への積極的な参加に加え、他の主要な食品安全機関においても積極的に関与し、リーダーシップをとっております。弊社は過去5年間、科学進歩を通じた食品安全性についての『米国食肉科学協会』の支援パートナーであり、また『食品保護国際協会』(食品安全性専門職組織)の支援ゴールドメンバーでした。
動物の適切な取扱い
メープルリーフフーズ社には、適切な飼育や作業方法に重きを置く企業文化があります。こうした価値観は、弊社が飼育するもしくは入手する動物の取り扱い方に密接に繋がっています。動物を適切に取り扱うことは、弊社の4つのサステナビリティーにおける優先事項の一つであって、アニマルケアにおけるリーダーたる弊社の目標となっております。2017年までには母豚3万頭をオープンハウジングで飼育しております。
メープルリーフフーズ社のバリューチェーンにおける、動物たちの取り扱いをご覧ください。